もし鍵をなくしてしまったら、どんな解決方法が考えられるか、5つの方法をご紹介します!
鍵をなくしたらどんなことが心配?
家の鍵を失くしてしまったとしたらまず心配なのが「誰かに鍵を使われる」こと。
家の鍵を自宅のすぐ近くで落としていたらどうでしょうか。気づいた時には誰かが拾っていて鍵は見つけられず、あとを追ってきていた泥棒が様子を見て家に入ってくることが考えられます。これは想像だけの心配というわけではなく、拾った鍵でわいせつ目的・泥棒目的で実際に侵入されている事件があります。
また、鍵を拾ってから近くの家に手当たりしだい鍵を差して家を特定しようとする場合もあります。特にマンションやアパートのエントランスホール、廊下などに落としている鍵は、その建物のどこかに答えがあります。こちらも実際に侵入された事件があります。
特に危険なのが、家にそのまま鍵を差しっぱなしにして出てきてしまった時!この鍵はこの家を開けるものですよ~と泥棒に伝えているようなものです。鍵を盗まれたり、そのまま合鍵を作ったあとに元に戻していたり、こちらも泥棒にあう・わいせつ目的での侵入被害が心配されます。鍵があったからと言ってホッとしていてはいけません。
すぐに対策!鍵をなくした時にするべきこと
とにかく、一刻も早い対策が必要です。家の鍵をなくしたままにすると、鍵を使って泥棒に入られるかもしれません。または落としたことが原因でなくなったわけではないかもしれません。鍵を故意に盗まれている可能性も大いにあります。
対策1 – 戸締りをする
当たり前かもしれませんが、合鍵などを使って家に入ることが出来た場合はすぐに、玄関の鍵を閉めてチェーンをかけてください。家に入ったのを確認しすぐ侵入してくる場合があります。また、頑丈そうに見えるドアチェーンも外し方が動画サイトにアップされているため、すぐに他の対策も行うようにしましょう。ドアチェーンを外されないような部品もありますので、取り付けをオススメします。
対策2 – できれば外泊する
特に女性の1人暮らしの場合ですと犯人が侵入してきたときに抵抗できない、命の危険もありますので、出来れば鍵を交換するまで友人の家に泊まったり、実家に帰る、家に誰かを呼ぶ、などして身を守ることを考えてください。
対策3 – 2つ目の鍵を取り付ける
拾われた鍵が使えないようにすることで、ひとまず鍵を使われてもドアが開けられる心配がなくなります。鍵穴を使えないように、すっぽりと被せるカバーのようなドアロックや、鍵とは別で取り付ける2つ目の鍵を取り付けます。
賃貸でも大丈夫なドアに傷を付けずに設置できるもの(大家さんが家賃滞納者を閉めだす際に使うようなもの)もあります。ただ簡易なロックであることと、賃貸の契約上大家さんや管理会社が開けられない鍵を取り付けるのは契約違反となる場合もあるため、鍵交換をするまでの一時的な対策です。
また頑丈な玄関の鍵(失くした鍵)のほうがいつ開けられるかわからない状況では、この簡易なロックだけでは不安。無理に壊そうと思えば壊せるものなので、あくまで応急的な対策となります。
対策4 – 鍵を交換する
鍵を交換するまでは上記のような応急的な対策を行い、最終的にはキッチリ鍵を交換しましょう。簡単な鍵の場合は8000円ぐらい、ピッキングに強い仕様の場合は、20,000円~30,000円程みておきましょう。ギザギザの鍵の場合は鍵穴の中身を組み換える方法で対処できる場合があるので、交換とどちらが安いか鍵屋さんに聞いてみましょう。
賃貸の方は管理会社や大家さんに鍵をなくしたことを連絡してください。鍵を交換する費用を請求される場合がほとんどとなります。キーチェンジシステムという鍵穴をまるまる交換せずとも鍵穴を組み替えられるタイプの鍵が採用されていれば安く対応できる場合もあります。
まとめ
このように、鍵をなくすと手間と時間・そしてお金も飛んで行ってしまうため、極力失くさないようにすることが大事です。
戸締りをする時は鍵を抜くまで手を放さない、電話が鳴ったからと言って鍵を放置しないようにしましょう。
鍵の存在がわかるようにキーケースに入れる、音が鳴るように鈴をつける、大きめのキーホルダーをつけるといった今後の紛失予防も忘れずに!