鍵をDIYで交換って出来るの?

DIYとはDo It Yourselfの略で、業者に頼まず自分でやることを言います。
鍵も同じくDIYで交換できる方法がYoutubeなどでもあげられていますので、キッチリ前準備を行えば交換する事ができます。

鍵交換 DIY


DIYで鍵を交換するメリット

DIYをするメリットは、やる分野によっては安く済ませることができること。業者に頼むと、人件費・サービス料金が部品とは別にかかるため、自分でやってしまえば人件費分を浮かせることができます。

また多くのDIY愛好家の方はやはり、自分で調べて自分で行うことで達成感を感じています。作り上げた物に対して愛着を持てることもメリットの1つ。


DIYで鍵を交換するデメリット

鍵はどの鍵とでも互換性があるわけではないので、同じメーカーの同じ種類の鍵への交換はわりとスムーズに出来ますが、違う種類の鍵に交換する時は要注意。取り付けられると思って買った部品が合わなければ無駄になって余計な出費が増えてしまいます。

特に古い鍵からの交換の場合、同じ種類の鍵が廃盤になっていることが多くて、同じメーカーの後続品であってもサイズが違うなんてこともあります。各部品の寸法をキッチリ測って、交換できるかどうか入念にチェックしてから交換しましょう。もしドアと鍵の間に隙間があいてしまうとうまく開けられなくなる以外にも、簡単にその隙間から鍵を壊されてしまう恐れもあります。

DIYは、時間がかかることもデメリットのひとつ。特に鍵の場合はまず今ついている鍵を一旦ひとつひとつ取り外していき、説明書通りに次は取り付けていかなければなりません。その部品は細かいビスやバネもあるので、慎重に進めていきます。もし手順を間違えると取り付け直さなければならないので、手間もかかります。

交換できるはずのシリンダーを購入して取り付けたのに、なぜか鍵が閉まらない・開かなくなるなんてことも。
こうなる原因としては、小さな部品の取り付けを忘れている・部品をなくしている、取り付け方が間違っている、部品選びを間違えた、シリンダーでは無くて壊れているのは錠前のほうだった、ドアの重さによって部品がずれている、ネジの締め付けがゆるい、などなどがあります。

ひとつひとつチェックしていきたいところですが、こうなると原因を特定するのは簡単なことではないでしょう。

上手く取り付けられたと思っていたら、実はずれていて、一部の部品に負荷がかかり破損してしまうことも。


DIYで失敗しないためには?

失敗しない為にはキッチリ前準備を行いましょう。寸法・鍵の種類から交換できる鍵を決めます。
小さな部品もありますので、なくさないように丁寧に扱います。

鍵を値段重視で選ばないようにしましょう。というのも、値段と防犯性は比例します。特に玄関の鍵はピッキングの耐性力をよく見てから購入しましょう。

自信が無い方はまずは玄関ではなく部屋の鍵から交換してみてはいかがでしょうか。玄関と違って部品が少ないので難易度はそこまで高くありません。玄関の場合、細かな調整がいることもあるため。


業者に頼むことも考えておく

プロであっても想定外のことはおきます。全てのドアでスムーズに交換できるわけではないので、自分でやってみてダメそうなら業者に頼むことも考えておいた方が良いでしょう。もし交換に失敗して1日鍵がかけられない状態になるかもしれません。